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3大キャリアから
格安SIMへ
MNPする方法について
しかし、今は携帯電話番号をそのまま引き継げるMNPという制度があります。このMNPはキャリアのみならず、格安SIMを扱う多くのMVNOでも使えます。
今使っている電話番号を引き継いで、3大キャリアから格安SIMへ乗り換える方法をご紹介します。
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3大キャリアから格安SIMへ、その方法は?
MNPの前に…キャリア、MVNOって?
キャリアとは、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった、自社の通信設備を持つ携帯電話会社を指します。
またキャリアから回線等を借りて通信サービスを提供する事業者のことを、MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者)と呼びます。MVNOには格安SIMを取り扱う事業者も含みます。
LinksMateを運営する株式会社LogicLinksもMVNOの一つです。
MNPの基本
MNP(モバイルナンバーポータビリティ:Mobile Number Portability)とは、携帯電話会社を変更する際に、それまで使っていた電話番号をそのまま引き継げるサービスです。キャリア同士でも、MVNOとキャリアの間でも、MVNOとMVNOとの間でもMNPは利用可能です。
MNPを行う前の事前確認
格安SIMを選ぶためには、プランや料金のほか、そのMVNOがどのキャリアから回線を借りているか、使いたいエリアに電波が届いているかも確認します。
MVNOがどの携帯電話会社からのMNPに対応しているか
キャリアからMVNOへの乗り換え、MVNO同士の乗り換えは、転出元及び転入先のMVNOがMNPに対応していることが前提となります。
MVNOがどのキャリア・MVNOからのMNPに対応しているかどうか、各MVNOの情報を確認しましょう。
LinksMateはどのキャリア・MVNOからもMNP転入が可能です。また、LinksMateから他のキャリアへのMNP転出も可能です。
- 転入先がLinksMateからのMNP転入に対応している必要があります。
格安SIMを使ってMNPするときには
手元にあるスマートフォン端末を使うなら、その端末がMVNOの回線に対応しているかを各MVNOのサイトで確認します。また、MNPを行うための条件が指定されている場合もあるため必ず事前に確認してください。
LinksMateでは「動作確認済み端末一覧」にて、LinksMateが提供するSIMカード利用における対応端末情報を掲載しております。
<MNPを行うための条件(LinksMateの場合)>
- 端末が音声通話に対応していること
- 音声通話を行うためのプランやオプションを選択すること
- 同一名義であること(MNP転出元の契約者情報・LinksMateでの契約者情報・本人確認書類の情報がすべて一致すること)
- 申し込み時にMNP予約番号の有効期限が10日以上残っていること
違約金が発生するかどうか
現在契約中のプランによっては最低利用期間が定められている場合があります。期間内にプランの変更や解約を行うと別途違約金等が発生するおそれがあるため注意しましょう(2022年7月現在)。
契約方法と手順について
3大キャリアから格安SIMへ乗り換える流れをご説明します。
nanoSIM・microSIM・通常SIMの場合
eSIMの場合
eSIMの場合、「3:格安SIMが届く」と「5:SIMカードをスマートフォン端末に入れる」の工程がなくなり、「6:APNの設定」がeSIM開通手続きになります。
eSIMの開通手続きについては「eSIMについて」をご確認ください。
以降はnanoSIM・microSIM・通常SIMの場合でのお申し込みについてご説明します。
1:現在のキャリアにMNP転出を申し込む
【必要な物】
- 本人確認書類(電話の場合:本人確認のための質問をされます)
- 今契約しているスマートフォン/携帯電話の番号(契約時の暗証番号を聞かれる可能性もあり)
- 各種手数料等
キャリア各社とも、ショップでも対応してもらえる他、MNP予約用の電話窓口やWebページがあります(auのWeb窓口はEZwebのみ)。ここで手続きを行い、「MNP予約番号」を受け取ります。
MNP予約番号の有効期限は予約番号発行日を含めた15日間です。予約番号発行後に数日経っている場合は、残りの有効期限の日数で手続き可能かどうかMVNOに確認する必要があります。
2:格安SIMを申し込む(インターネット申し込みの場合)
【必要な物】
- 本人名義のクレジットカード(口座引き落としが可能な場合には不要)
- 運転免許証や日本国パスポートなどの本人確認書類
- 1で申し込んだMNP予約番号
- メールアドレス
- 事務手数料ほか各種費用
乗り換え先のMVNOで格安SIMを申し込みます。各MVNOのガイドに従い、お客様情報、支払い情報等の入力を行いますが、MNPの場合にはMNP予約番号が必要となります。
LinksMateの場合、「契約中の携帯会社が保有するご契約者さま情報」「LinksMateでの登録情報」「本人確認書類に記載されている情報」がすべて一致する必要があります。
また、SIMカードのサイズを確認しておくことも必要です。
LinksMateでは、支払い方法をクレジットカード決済とLP(リンクスポイント)から選ぶことができます。
LPは、クレジットカード決済や銀行決済、コンビニエンスストア決済で購入し利用することができます。
LPの詳細については、「決済手段について」をご覧ください。
3:格安SIMが届く(インターネット申し込みの場合)
MVNOからSIMカードが届きます。郵送されるため数日かかるとみておきましょう。
4:MNP開通依頼を行う
SIMカードを受け取った後、MVNOの電話窓口やサイトにてMNP開通依頼を行います。
- LinksMateでは、基本的にWEBサイト(マイページ)からの申し込みで開通依頼を受け付けています。
5:SIMカードをスマートフォン端末に入れる
これまで使っていた手元の端末を利用する場合には、それまでスマートフォン内に挿入されていたSIMカードを取り外し、MVNOから送られてきたSIMカードをスマートフォンに挿入します。新しい端末を購入したときには、SIMカードを空のスロットに挿入しましょう。
- 挿入する位置や方法などは機種の取り扱い説明書をご参照ください。
6:APNの設定
APN(アクセスポイント名:Access Point Name)とは、モバイル回線でインターネットに接続するときに必要となる設定です。各MVNOのサイトやSIMカードに同封されている説明書等に従ってAPNを設定します。
7:開通
以上の流れで、音声通話・データ通信が使えるようになります。
開通までの期間
MNP開通依頼をMVNOに行った後、MVNOによっては、開通作業が完了するまで数時間は音声通話・データ通信は行えないケースがあります。
LinksMateの場合、開通依頼を24時間受け付けており、開通作業・自動切換え作業は、9:00~21:00に実施しております。
時間外および終了時刻直前のお申し込みの場合、開通作業の実施は翌日となります。
また、開通作業中は一時的にご利用の電話番号が使用できない状態になる場合がございます。
詳しくは「サポート・ヘルプ」をご覧ください。
これは覚えておこう!費用について
機種の分割払いの残金
今契約中のキャリアで、スマートフォン端末の代金の支払いがまだ残っている場合、残金は引き続き支払うことになります。その際は分割のままでも、一括で支払っても構いません。
各種手数料
乗り換え先のMVNOのSIMカードの発行手数料や事務手数料などのほか、現在契約中のキャリアに対しても手数料が発生する場合があります。
LinksMateの場合、新規契約事務手数料は3,300円、nanoSIM・microSIM・通常SIMの発行手数料は0円、eSIM新規発行手数料は550円です。
※2022年7月時点
キャッシュバック、初期費用無料などのキャンペーン
MVNOやシーズンによっては、特定のサービスの料金が数ヶ月無料になるなどのお得になるキャンペーンも行われています。
タイミングがうまく合えば活用したいところです。
LinksMateでも、初期費用の割引や、データ通信容量の追加プレゼントなど、様々なキャンペーンを行っている場合があります。
現在行っているキャンペーンについては、LinksMateのサービスサイトをご確認ください。
長期的にお得になるかどうかを考える
乗り換えの際には様々な手数料がかかります。しかし格安SIMの月々の料金プランはキャリアと比べると安い場合が多いので、一時的に費用が発生したとしても長期的に見ればお得になる可能性が高いことになります。
乗り換えにかかる費用を洗い出し、どれくらいの期間で節約効果が生まれるか、検討してみましょう。
手数料の詳細は会社によって異なるので、現在契約している携帯会社、乗り換え先のMVNOでご確認ください。
事前に準備できること
格安SIMへの乗り換えをスムーズに行い、乗り換え後も困らないために、他にもできることがあります。
メールアドレスを変更
MVNOへ乗り換えると、それまで使っていた「~@docomo.co.jp」「〜@ezweb.ne.jp」といったキャリアメールが使えなくなるため、代替のメールアドレスを取得する必要があります。
MVNOによっては独自のメールアドレスを用意しているところもありますが、ない場合にはフリーメールなどを取得しておきます。
フリーメールには、Google社が提供しているGmailなどがあり、フリーメール提供会社ごとにサービス連携などの特徴があるため、利用する際はチェックして便利だと感じるものを選ぶようにしましょう。
- LinksMateには独自メールアドレスはありません。
キャリア向けのWi-Fiスポットサービスは使えなくなる
各キャリアでインターネットの定額サービスを申し込んでいると、外出先で無料のWi-Fiが利用できます。公衆無線LANと呼ばれるサービスで、NTTドコモなら「d Wi-Fi」、auなら「au Wi-Fi SPOT」、ソフトバンクなら「ソフトバンクWi-Fiスポット」がそれに当たります。
これらのサービスは、キャリアで扱う携帯電話・スマートフォンが対象で、格安SIMの場合は対象外です。ただ、キャリアが提供している公衆Wi-Fiスポットは使えませんが、独自でWi-Fiスポットを設置しているMVNOもあります。
- LinksMateにはWi-Fiスポットの設置はありません。
連絡先やデータのバックアップ
今契約しているスマートフォンに保存されている連絡先やメール、メッセージアプリのやり取りといったデータを引き継ぐために、事前にバックアップを行う必要があります。
バックアップの方法はいくつかあり、アプリを使ってバックアップを取ることもできます。また、MVNOが提供するデータ移行のサービスもあります。
- LinksMateにはデータ移行サービスはありません。
電子マネーやポイント
格安SIMへの乗り換えに限りませんが、契約の変更や機種変更を行う場合は、各種アプリの電子マネーやポイントの残高に注意する必要があります。契約変更や機種変更後、新しいスマートフォンに今の電子マネーやポイントが引き継げる設定を持つサービスやアプリがあるので、移行する方法がないか確認してみてください。引き継げなければ使い切りましょう。
ポイントまとめ
MNP転出から格安SIMへの乗り換えまでをお伝えしました。格安SIMへの乗り換えには様々な費用が発生しますが、これは格安SIMに限らずキャリアの機種変更などでも起こることです。
MNPの手続き自体はそれほど難しくないので、ご自分の今持っているスマートフォンの契約状況を確認して、かかる費用を洗い出し、「月々どれくらいお得になりそうか」調べてみてください。